フレンチを難しくする要因
お箸を使って食事をする文化である日本人が、フレンチに苦手意識を持つ最大の要因は複雑なテーブルマナーでしょう。
とはいえ、和食にもテーブルマナーはちゃんとありますので、世界中の全ての国の料理にマナーがあると考えれば、フレンチに苦手意識を持つ最大の要因であるテーブルマナーも、礼儀として習得すべしと思えるのではないでしょうか。
フレンチレストランが緊張する理由は、テーブルに着く際に椅子を引いてくれることに始まり、料理選びが難しいことでしょう。
ただ、料理の準備はもちろんのこと、いわゆるテーブルセッティングと呼ばれる食器類の準備に時間を必要とすることから、フレンチレストランにはあらかじめ予約して行くのが礼儀といえます。
そのため、まずは予約の仕方からスタートするのがおすすめです。
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電話で聞くのがおすすめ
最近はネットで簡単に予約ができる時代ですが、フレンチレストランに行った経験が全くないのであれば、電話で予約を取るのがむしろおすすめといえます。
フレンチのことを徹底的に調べれば、ネットから予約することも可能でしょうが、電話でならいろいろと尋ねることが出来る上に、注文を付けることもできるからです。
例えば、たくさんは食べられないから品数の少ないコースはありますかといった具合に、まずは料理について聞いてみるのがいいでしょう。
たくさん食べられるという人も、フレンチの店の雰囲気やマナーに慣れるため、最初は品数の少ないコースから始めるのが無難です。
ランチであれば、スープから始まり、サラダにメインディッシュとしてお肉かお魚のどちらかを選び、パンと共に供されたら、後はデザートとコーヒーといったあたりが、フレンチではもっとも皿数の少ないコースになると考えられます。
皿数の少ないコースから頼むメリットとは
フレンチでは料理ごとにナイフとフォーク、そしてスプーンを使い分けますので、いきなり本格的なフルコースを頼むと、テーブルの上にあるカトラリーの多さに驚くこと必至です。
その点、出てくる料理の数が少ないコースであれば、当然のことながらカトラリーの数も少なくなりますので、理解しやすくなります。
もっとも少ない数の料理が提供されるコースから始め、慣れてきたらだんだんと皿数の多いコースに変えていくことで、カトラリーが増えても基本的なマナーは変わらないことが分かるでしょう。
そうなれば、どんな店にも自信をもって行くことが出来ます。